実際に刺繍をするに当たり、必要なお道具をまとめてみました。
必要なお道具
ここでは、本に載っている図案を布に刺繍する場合に必要なものを記載します。
- 布
- 刺繍糸
- 針
- 刺繍枠
- 糸切りはさみ
- トレーシングペーパー
- チャコペーパー
- トレース用のペン
- セロファン
1~3は必須、4~9はあれば便利な物になります。
1.布
ベルギー産やイタリア産の刺繍用のリネンは1mで8000円〜12000円くらいで、とても高価なものです。
刺繍用のリネンは糊がしっかりついていて張りがあり、厚みもちょうど良いですが、練習用にはちょっと勿体ない気もします…
最初のうちは、ハンカチやコットンなどで練習してもよいかもしれませんね。
生地の厚みは薄すぎない物をお使いください。
高価でも良い布を使いたい方は、越前屋、ドヰ 手芸、リネンバード、チェック&ストライプなどでお求めになる事をお勧めします。
こちらのポーランド産のリネンは、お手頃価格でクオリティも良いのでお勧めです!
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クロスステッチをする場合は、ジャバクロスやアイーダなど、1cmの中に決められた本数の糸で織られている布を使います。
14カウント、16カウントなどの種類がありますが、「カウント」とは1インチ(2.54cm)の中にいくつ目があるかという意味です。
数字が大きくなるほど、目は細かくなりますので、最初の頃は16カウント〜20カウントの布を使用するとやり易いです。
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2. 刺繍糸
刺繍糸は、DMC、コスモ、オリンパス、アンカーがメジャーな会社になります。
本やキットではDMCの25番糸が使われることがほとんどです。
途中で足りなくなった時に買い易い糸を使うのが良いでしょう。
図案に色番の指定がある場合は、指定の色を使うと良いと思います。
入手できない場合は、似たような色でももちろん問題ありません。
刺繍糸は、3番〜30番糸まであります。(私の知る限り)
数が小さい方が太い糸なので、3番糸が一番太い糸になります。
絹糸や麻糸など、世界にはたくさんの種類の糸があります。
ご自身の興味に応じて、調べたり、使ってみてくださいね!
3.針
針といってもたくさん種類がありますので、手芸屋さんに行ってもどれを買えばよいかわからない人もいるかもしれません。
ざっくり分けて2通りあります。
- 先がとがっている針→→→フランス刺繍、白糸刺繍、キルト、ボタンつけなどの普通の縫い物
- 先がとがってない針→→→クロスステッチ、ドロンワークでのかがり、編み物用とじ針
先がとがっているものでも、キルト用は少し短かったりと、いろんな種類があるのですが、とりあえずは先がとがっている針と、とがっていない針があるということを知っていれば大丈夫です。
クロスステッチや糸をかがって模様をつくるときなどは、とがった針を使うと糸を傷つけてしまい、糸が割れてしまうので、先がとがっていない針を使います。
針の太さですが、使う糸の太さによって異なります。
25番の刺繍糸を2本取りで使う場合と、6本取りで使う場合だと、使う針の太さが異なります。
25番の刺繍糸を2本取りで使う場合と、6本取りで使う場合だと、使う針の太さが異なります。
一番初めに用意される時は、太さの違う何種類かの針がセットになっているものを買うと便利です!
針にも色んなブランドがありますが、日本で買いやすいブランドは、クローバーかDMCになると思います。
私は色んなブランドの針(DMC, BOHIN, John James, クローバー,ルシアン)を使っていますが、正直各ブランドの差はあまり感じません・・・
なので、ブランドにこだわらず、お求めやすいもので問題ありません!
私は色んなブランドの針(DMC, BOHIN, John James, クローバー,ルシアン)を使っていますが、正直各ブランドの差はあまり感じません・・・
なので、ブランドにこだわらず、お求めやすいもので問題ありません!
4.刺繍枠
刺繍枠はつけても、つけなくてもどちらでも良いのですが、個人的には、刺繍枠は付けた方がきれいに刺繍できると考えています。
刺繍枠は10cm〜30cmくらいまで、様々なサイズのものが売られていますが、最初に買うのであれば、12cmか15cmのものがオススメです。
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5. 糸切りはさみ
先端が細く切れ味の良い、糸を切る専用のはさみはあったほうが良いです。
玉止めの根元で糸を切るのにも便利ですし、糸がきれいに切れないと、針穴に糸を入れにくいです。
今はサジューのはさみなど、気分が上がるような素敵な糸切りばさみもあるので、ご自身の好みのはさみを見つけてみるのも楽しいと思います。
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6. トレーシングペーパー
本から図案を写す時に使います。
図案を寸分なく、きれいにトレーシングペーパーに写しましょう。
入手できないときは、クッキングペーパーでも代用可能です。
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7. チャコペーパー
図案を布にトレースするのに必要です。
布に直接自分の図案を描ける人には不要ですが、ほとんどの場合は必要です。
チャコペーパーには、両面タイプと片面タイプがありますが、刺繍の場合は片面タイプを使います。
刺繍で一番大事なことは、布に図案をきちんと写すことです。
布に図案がきれいに描かれていないと、どこを刺繍してよいか分からなくなり、きれいに仕上がりません。
濃い色の布には白、薄い色の布には青などはっきり写る色を使いましょう。
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8. トレース用のペン
チャコペーパーを使って布に図案を写す時に必要なのが、このペンです。
ペンの形をしていますが、インクは入っていません。
布に図案がしっかり付くように、専用のペンを使います。
インクが出なくなったボールペンでも大丈夫です。
布に図案がしっかり付くように、専用のペンを使います。
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9. セロファン
セロファンは、布に図案を写す時に使います。
トレーシングペーパーにトレース用のペンで力を入れてなぞると、トレーシングペーパーが切れてしまいます。
また、セロファンの上からなぞることで、ペンの滑りが良くなり、布にしっかりと図案がつきますので、セロファンの使用をお勧めします。
100円均一ショップで売っているものや、ラッピング用のセロファンで充分です。
図案が良く見えるように、色は透明が良いです。
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